2024年9月29日 第16回ツルハグループ学術発表大会 開催決定
2024年9月29日 第16回ツルハグループ学術発表大会 ※ログイン認証あり※2024年9月29日 第16回ツルハグループ学術発表大会 開催決定
2024年9月29日 第16回ツルハグループ学術発表大会 ※ログイン認証あり※2023年9月23日 第15回ツルハグループ学術発表大会
2009年に始まったツルハグループ学術発表大会は、2023年に第15回という節目の大会を迎えました。これまで、第13回と第14回はオンラインで開催されましたが、今回はアスティ45(北海道札幌市)で、現地とオンラインを合わせたハイブリット形式で行われました。当日は現地参加者が約70名、オンラインでは全国の約240拠点で社内の薬剤師が視聴しました。
この大会では、予選会である調査研究セミナーの全45演題の中から選ばれた発表を中心に、17演題の発表が行われました。発表では、特定の疾患に対する薬学的なケアの検討や、文書や副作用のモニタリングを通した病院との連携のほか、女性の健康問題への薬剤師介入の必要性を検討するため、女性の健康相談窓口の設置を試みた事例など、多岐にわたる研究成果が報告されました。
さらに、今大会では「保険薬局におけるユニバーサルデザイン※1の認知度および整備実態に関する調査」に関する報告が行われました。今後は認知度があまり高くない層への方策と共に、ユニバーサルデザインを考慮した店舗づくりや情報発信体制の構築についても検討が必要であることが示されました。
全ての演題が終了した後、8名の外部審査員による厳正な審査を経て表彰が行われました。また、ハイブリット形式のメリットを活かし、Web上で参加するツルハグループの新人薬剤師の投票により選ばれる「新人薬剤師オーディエンス賞」を選出しました。さらに、ツルハホールディングスの経営理念「お客様の生活に豊かさと余裕を提供する」に基づき、理念に最も沿った演題を「ツルハHD社長特別賞」として表彰しました。
審査委員として参加してくださった大学の先生方からは、
『多岐に渡るテーマだったが、一つ一つが間接的であっても直接的であっても患者様に届くようなものだった。』
『薬剤師の職能拡大に繋がるような発表が多くあり、今回の発表を継続してより高いレベルにしてほしい。』
といった講評をいただきました。
審査委員の先生方から頂いた質疑やご意見等を踏まえた上で、まずは外部の学会での発表を行っていきます。
ツルハグループでは今後も引き続き、薬剤師の質の向上を目指し、日々、患者様や地域の方々ひとりひとりと丁寧に向き合える薬局を目指して尽力していきます。
最優秀発表賞:1名
「保険薬局におけるユニバーサルデザインの認知度および整備実態に関する調査」
ツルハHD社長特別賞:1名
「女性の健康相談窓口の需要と薬剤師介入の必要性」
優秀発表賞:3名
「糖尿病患者における服薬指導の重要性~MAEDA METHOD の構築~」
「糖尿病患者におけるインスリン製剤補助具の活用と薬剤師による介入効果の検討」
「女性の健康相談窓口の需要と薬剤師介入の必要性」
新人薬剤師オーディエンス賞:1名
「調剤薬局でできる感染対策」
2022年9月18日 第14回ツルハグループ学術発表大会
前回大会では、オンライン開催という新たな形式に挑戦でき、 通常では札幌まで来ることが難しい社内の薬剤師にも参加する機会を提供できたこと は大きな成果でした。感染拡大防止の観点から熟慮した結果、第14回もオンラインでの開催を行いました。当日はYouTubeでのリアルタイム配信を行い、全国の150を超える会場で社内の薬剤師が視聴しました。
大会では、予選会として開催された、調査研究セミナーにおける51演題の発表の中から選ばれた発表とグループ調剤薬事部からの推薦による発表も含めて17演題の発表が行われました。2020年5月に資本提携を行った(株)ドラッグイレブンからも発表者が選ばれたことで、全8事業会社が初めて集結する記念すべき大会となりました。
今大会では、粉砕時の配合変化について検討した化学系薬学分野の発表をはじめとして、トレンドとなっているトレーシングレポートやRMP※1についての発表、がんや糖尿病など特定の疾患の患者様への取り組みなど、非常にバリエーションに富んだ発表が行われました。その中の発表の1つに『スギ花粉症の減感作療法薬(シダキュア®)※2の服用状況と薬剤師の関わり方』という発表がありました。
スギ花粉症の減感作療法薬とは、スギ花粉を原料としたエキスを含む薬剤を少量から投与し、徐々に体に慣らしていくことで、スギ花粉症の諸症状を改善する薬です。その特性上、長期間に渡って薬を毎日飲み続けなければなりません。今回の研究では、服用を中止しやすい期間と年数が明らかになりました。これにより、薬剤師は投薬開始時期・継続年数を意識し、脱落率の高い時期の対応により重きを置いて対応することができる可能性が示唆されました。
全ての演題終了後、7名の外部審査員による厳正なる審査による表彰のほか、昨年に引き続き、オンライン開催の利点を生かし、Webで聴講しているツルハグループの新人薬剤師からの投票で決定される「新人薬剤師オーディエンス賞」が設けられ、オーディエンス賞1名も選出されました。更に、新たな取組として、ツルハホールディングスの経営理念「お客様の生活に豊かさと余裕を提供する」に基づき、理念の在り方に最も近い演題を「ツルハHD社長特別賞」として表彰しました。
審査委員として参加してくださった大学の先生方からは、
『薬局薬剤師も薬物治療への貢献のエビデンス発信を行っていってほしい。今回の発表の中にも学会誌に投稿できるものがあることを確認した。ぜひ投稿まで繋げて欲しい』
『対人業務を意識した発表が多くなっており、時代の流れに沿ったものが多いと感じた。これはツルハグループの取り組み姿勢と感じられる』
といった講評をいただきました。
審査委員の先生方から頂いた質疑やご意見等を踏まえた上で、まずは外部の学会での発表を行っていきます。
ツルハグループでは、今後も引き続き薬剤師の質向上を図り、患者様や地域の方々のかかりつけ薬局としてご利用いただける薬局づくりに尽力していきます。
最優秀発表賞:1名
「シダキュア®の服用状況と薬剤師の関わり方」
ツルハHD社長特別賞:1名
「医療連携の構築~トレーシングレポートより得られたもの~」
優秀発表賞:3名
「抗HIV薬服用患者におけるプロテイン・サプリメント等の摂取状況に関する意識調査」
「糖尿病患者における服薬指導の重要性」
「各種レジメンで治療を行うがん患者に対する服薬後フォローとツール活用による介入について」
特別発表賞:1名
「調剤店舗における文書管理手法の実態調査と文書量評価指標の検討」
2021年10月24日 第13回ツルハグループ学術発表大会
最優秀発表賞:1名
「保険薬局来局患者における抗菌薬適正使用に関する認識の調査」
優秀発表賞:3名
「小児慢性便秘症に対するモビコールの継続服用へのアプローチ」
「苦味受容体と構造活性の調査及び採用散剤に対する万能矯味剤となる店舗商品の探索」
「調剤業務におけるノモグラムの臨床使用可能性の検討」
特別発表賞:1名
「新人OTC医薬品教育の問題点と改善点の調査」
2020年7月23日 第12回ツルハグループ学術発表大会 ※開催中止
第12回ツルハグループ学術発表大会は開催中止となりました。2019年7月14日 第11回ツルハグループ学術発表大会
日常業務の中から興味のあるテーマを見つけ、積極的に調査研究を行い、その成果を発表することで薬剤師業務のさらなる向上・発展に寄与すること、そして、発表者のみならず参加者も活発に質問や議論を行うことで、薬剤師能力のさらなるレベルアップを図ることを目的として、「第11回ツルハグループ学術発表大会」が2019年7月14日(日)「札幌アスティ45」で開催されました。
全国のツルハグループ店舗から約230名が参加し、地区毎に開催された「調査研究セミナー」の中から選出された、優秀な演題 全16題が本大会で発表されました。ポリファーマシー(多くの薬を服用することにより副作用などの有害事象を起こしてしまうこと)への取組や、かかりつけ薬剤師、在宅業務についてなど、様々なテーマの口頭発表が行われました。
発表の中には、「抗菌薬適正使用のための薬局薬剤師の介入」について取り組んだ事例がありました。患者さまに向けて薬局薬剤師が抗菌薬の適正使用についての対面指導を行うことにより、患者さまへの意識づけを行い、抗菌薬の適正使用推進を図るという発表でした。
抗菌薬の不適切な使用を背景として、薬剤耐性菌が増加していることは、日本のみならず、国際社会で大きな課題となっています。薬局薬剤師の取組により、このような課題解決の一助になることが期待されます。
審査委員として参加してくださった大学の先生方11名からは、
『「もの」から「ひと」へという時代に合うような、対人業務に向いた発表が多くなっている印象がある。』
『現場で働いているからこそ思いついた、というテーマが多く、研究に対するモチベーションが素晴らしい。』
といった講評をいただきました。
大会の最後には、最優秀発表賞1名、優秀発表賞3名、特別発表賞1名が選ばれました。
有用な演題については、薬局薬剤師の取組として、学会発表のほか、学術論文として発信していきます。
最優秀発表賞:1名
「抗菌薬適正使用のための薬局薬剤師の介入」
優秀発表賞:3名
「薬局薬剤師による腎障害患者への対応状況に関するアンケート調査」
「ポリファーマシーに関する意識調査と取り組み」
「吸入デバイスによる嗄声、口内炎と予防対策」
特別発表賞:1名
「ハイリスク薬の服薬指導を充実させるために」
2018年7月15日 第10回ツルハグループ学術発表大会
日常業務の中から興味のあるテーマを見つけ、積極的に調査研究を行い、その成果を発表することで薬剤師業務のさらなる向上・発展に寄与することを目的として、「第10回ツルハグループ学術発表大会」が2018年7月15日(日)「札幌アスティ45」で開催されました。
全国のツルハグループ店舗から約280名が参加し、地区毎に開催された「調査研究セミナー」の中から選出された、優秀な演題 全22題が本大会で発表されました。服薬指導への新たな取り組みやセルフメディケーションの推進、在宅業務についてなど、様々なテーマの口頭発表が行われました。
発表の中には、「聴覚障害のある患者さまに対する調剤薬局での対応向上」について取り組んだ事例がありました。登壇者の薬局では、聴覚障害のある患者さまに対しては、従来筆談で対応していましたが、満足のいくコミュニケーションが取れていませんでした。そのため、医療従事者や聴覚障害のある患者さまに対してアンケートを実施し、薬局での対応の改善とツールの作成を行ったという取り組みでした。対応の改善と、ツールの使用により、コミュニケーションが充実し、薬物治療への安心感と適切な薬剤の管理に繋げることができると考察されていました。
各発表後に設けられた質疑応答では、参加者のほか、審査委員としてお招きした大学の先生方12名から、鋭い質問をいただきました。いただいた質問を元に、登壇者のみならず、ツルハグループ全体の調査研究のレベルアップに繋げています。
大会の最後には、最優秀発表賞1名、優秀発表賞3名、特別発表賞2名が選ばれました。表彰された取り組みのほか、有用な演題については、本大会で得られた新たな知見や検討事項などをブラッシュアップして、日本薬学会などの外部発表を行っています。
表彰された演題
最優秀発表賞
「調剤薬局での聴覚障害者対応ツールの作成」
日本薬学会第139年会(千葉)で発表
優秀発表賞
「ブラウンバッグ代替アイテム使用による薬剤削減効果」
第52回日本薬剤師会学術大会(下関)で発表
「薬局薬剤師における職業性ストレス等とインシデントとの関係性について」
第13回日本薬局学会学術総会(神戸)で発表
「高血圧症に対する薬剤師・管理栄養士における役割と活動について」
第13回日本薬局学会学術総会(神戸)
特別発表賞
「薬局薬剤師が行う病態と薬物動態に基づいた処方提案と服薬指導の可能性」
「選ばれる薬局を目指して」
日本社会薬学会第38年会(松山)で発表
2017年7月16日 第9回ツルハグループ学術発表大会
2017年7月16日 第9回ツルハグループ学術発表大会 プログラム2016年7月17日 第8回ツルハグループ学術発表大会
2016年7月17日 第8回ツルハグループ学術発表大会 プログラム2015年7月19日 第7回ツルハグループ学術発表大会
2015年7月19日 第7回ツルハグループ学術発表大会 プログラム2014年7月20日 第6回ツルハグループ学術発表大会
2014年7月20日 第6回ツルハグループ学術発表大会 プログラム2013年7月14日 第5回ツルハグループ学術発表大会
2013年7月14日 第5回ツルハグループ学術発表大会 プログラム2012年7月15日 第4回ツルハグループ学術発表会
2012年7月15日 第4回ツルハグループ学術発表会 プログラム