■ マテリアリティの特定
ツルハグループの持続可能な企業・社会作りへ向けて、5つのマテリアリティを特定しました。特定した重要課題を起点にESGに関する取り組みを推進し、持続的な企業価値向上を目指していきます。
■ マテリアリティの特定・見直しのプロセス
重要課題は、ツルハグループの経営理念に基づき、社長を議長としたグループ執行会議にて環境・社会・ガバナンスの項目ごとに課題解決の意見交換と検討を重ねて特定しました。目指すべき姿、接点・対話方法と主な取り組みを具現化し、関連するSDGs(持続可能な開発目標)をゴールと位置づけ、取締役会にて審議の上、マテリアリティ特定の承認をしました。
重要課題 |
目指すべき姿 |
主な取り組み |
ESG分野 |
関連するSDGs |
お客様の生活に 「豊かさと余裕」を提供 |
目指すべき姿
・より良いサービスの提供
・全てのお客様の美と健康を支える
・健やかで豊かな生活の一助となる商品提案と開発
・ヘルスケアサービスの提供による健康寿命の延伸
・地域のお客様に不可欠なライフラインとしての役割
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主な取り組み
・経営理念の実現
・HP、SNS、自社アプリ施策
・オンライン健康フェスタ、健康セミナーの開催
・管理栄養士による栄養、健康相談会
・調剤併設化の推進、調剤実習生の受け入れ
・新規出店による利便性
・地域イベント、活動の実施
・自治体との協定(災害時支援など)
・緊急支援、人道支援
<KPI>
ポイントカード会員数 (アクティブ会員数※1)
2021年 1,220万人
2025年 1,580万人
2030年 2,200万人
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対応するESG分野S |
関連するSDGs
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一人一人の働きやすさ・働き甲斐のある環境を提供 |
目指すべき姿
・年齢、国籍、性別などに関わらず働きやすい、働き甲斐のある、ワークライフバランスの取れた環境
・活躍の場と人財育成推進
・従業員の健康を促進
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主な取り組み
・多様な人材、女性の活躍、働き方の推進
・オンライン活用による移動時間と負担の軽減
・従業員の健康維持、健康増進の促進
・年次表彰
・社員表彰制度
<KPI>
中核人材選定 (女性比率)
2021年 女性比率 17.5%
2025年 女性比率 25% (2021年差+7.5%)
2030年 女性比率 37% (2021年差+19.5%)
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対応するESG分野S |
関連するSDGs
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次世代への 地球環境を考える |
目指すべき姿
・脱炭素社会実現に向けての環境負荷の低減
・環境に配慮した商品への切り替えと導入
・廃棄物の削減
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主な取り組み
・エシカルな暮らしを推進(プラスチック商品、配送回数の削減、LED照明、空調設備、太陽光発電など)
・PB商品を始め、環境に良い商品を提供
・廃棄ロスの削減
<KPI>
1店舗当たりのCO2 排出量抑制 (2013年比※2)
2020年 CO2排出量 70% (30%削減) (2013年比)
2025年 CO2排出量 63.3% (36.7%削減) (2013年比)
2030年 CO2排出量 54% (46%削減) (2013年比)
医薬品流通最適化 調剤配送回数削減によるCO2排出量抑制 (2020年比※3)
2021年 CO2排出量 55% (45%削減) (2020年比)
2025年 CO2排出量 53% (47%削減) (2020年比)
2030年 CO2排出量 50% (50%削減) (2020年比)
環境配慮型PB商品比率 (2021年比※4)
2021年 環境配慮型PB商品比率 SKU4.2%
2025年 環境配慮型PB商品比率 SKU8.7% (2021年比)
2030年 環境配慮型PB商品比率 SKU13% (2021年比)
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対応するESG分野E |
関連するSDGs
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お取引先様との連携 |
目指すべき姿
・公正な取引を通じた継続的な連携強化を図る
・サプライチェーンを通じたサステナビリティを推進(法令遵守)
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主な取り組み
・取扱い商品や商品開発等に関する定期的なミーティングの実行
・お取引先様説明会の実施
・CSR調達方針の策定
・商品のトレーサビリティへの推進
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対応するESG分野S |
関連するSDGs
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ガバナンスの推進 |
目指すべき姿
・実効性あるガバナンス体制の強化とリスクマネジメントの遂行
・適時・正確な情報開示
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主な取り組み
・取締役会のモニタリングの強化
・コンプライアンスの徹底
・情報セキュリティへの組織的な対応
・投資家、株主との会話投資家向けウェブサイト、非財務情報の開示充実
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対応するESG分野G |
関連するSDGs
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